先日、人生3回目の転職活動が終了し、めでたく第一志望の会社の内定をいただくことができました。
中規模ベンチャー企業のWebサービス担当(ディレクター職)から、大手企業のマーケティング職という異業種・未経験職種への転職が実現した上に100万円以上の年収アップ。
ファーストキャリアではうっかり零細ブラック会社に入ってしまいましたが、転職ではまずまずの成果が出せたんじゃないかなと思います。
普段、転職アカウントをやりながら、フォロワーさんの相談に回答したり、偉そうなことをツイートしている身なので、「ちゃんと成果出せてよかった…」と安堵しております。
ちなみに、転職活動にかかった期間は3ヶ月、獲得した内定は4つです。
主に大手の転職エージェントを使いました。
▼実際に使った転職エージェント
リクルートエージェント | 業界最大手のリクルートが運営する実績No.1サービス |
マイナビAGENT | 親身な面談と厳選した求人紹介をしてくれる安心の大手 |
DODA(デューダ) | 国内トップの求人数を保有する総合型エージェント |
Geekly(ギークリー) | IT/クリエイター業種特化の転職サービス |
今回、内定が出たのは「リクルートエージェント」と「DODA」経由です。
大手の転職エージェントは優良企業の非公開求人をたくさん見ることができるので、転職活動の際は登録しておくと便利です。
また、企業からのスカウトを受け取れるよう、転職サイトにも登録しておきましょう。
▼実際に使った転職サイト
Green | 使いやすさNo.1のIT向け転職サイト |
ミイダス | 「可能性診断」であなたの「適材適所」がわかる |
ビズリーチ | 年収600万円以上から支持される、ハイクラス向け転職サイト |
転職を決意した理由
私のいた会社は、急な人事異動が起こることが多いところでした。
今回、新規事業の部署への異動を提案されましたが、条件に納得できず、退職を決意しました。
同僚数名も辞めて別の会社に転職しました。
ワンマン体質の会社だった
会社がワンマン体質の場合、代表の方針には基本的に逆らえません。たとえば代表から「お前、来月からベトナム支社で働け」「新しい子会社を作るから行け」と言われたら従うしかありません。
営業部のリーダーに対して「料理を出すリアルイベントで料理長になって」と言ったこともありました(笑)。とにかく無茶振りがひどいのです。
代表のことは尊敬していたのですが人生を捧げられるほどの忠誠心は今後発揮できないと感じました。
前々職も超絶ワンマン社長の元で働いていたんですが、合わないと気づいてサクッと転職した人は新天地でも活躍していました。
優秀な人は辞める決断がすぐにできますが、そうじゃない人ほど不満を抱えながら長居をします。
リモートワークで働きたい
「リモートワークは譲れない」と思ったのも大きいです。
通勤って結構時間がかかりますし、電車に毎日揺られるのは幸福度が下がります。
今回もマネージャーに異動先の条件を聞いてみたところ「来月から毎日出社してね」と言われ…。
コロナ渦でのフルリモート勤務になり、すっかり茹でガエルになった私は「出社は絶対嫌だ…!」となり、リモートありの会社への転職を決意。
起業も検討したんですが、リモートワークの会社を選べば、生活スタイルはフリーランスとあまり変わらないな…と思い、会社員を続けることにしました。
転職活動の成果
今回の転職活動の成果はこちら。
・内定4つGET
・行きたい業界(異業種)に行けた
・やりたい仕事ができるようになった
・前職のスキルも活かせる
・年収100万円以上UPが達成
・働き方はフルリモート
・元外資チームと働く
・副業OK
これらの条件は、転職を決めた時点での理想の条件でした。
さすがに「すべて叶えるのは難しいだろな…」と思い、妥協策も色々考えていたんですが、結果的にすべての条件を叶えることができました。
この記事では、「今回の転職でやってよかったこと」について話したいと思います。
転職活動でやっておいてよかったこと
ここでは、転職活動でやっておいてよかったことについて解説します。
企業HPのIR情報を見る
受けたい企業の業績を把握したいときは、企業HPのIRページを見るのが一番わかりやすいです。
とくに「中期経営計画」で会社の方向性を理解することが重要です。
会社の目標の中に「自分のやりたいこと」があるかどうかを確認できるからです。
面接の逆質問でIRページで見た内容について聞くと、「企業研究をきちんとしてきた人」と思われ、印象がアップします。
Youtubeでサラタメさんの動画を見る
面接対策でめちゃくちゃ役に立ったのは転職Youtuberサラタメさんの動画です。
▼とくにこちらの動画が役に立ちました。
【転職面接の極意】結論、この2つだけ押さえれば、99%内定取れます。
この動画の通りに面接対策をしたら内定がもらえました!!!!
とくに「採用担当は何を聞きたいのか」がよく理解できると思います。
面接前にサラタメさんの動画を見るのは必須です。
履歴書の写真はプロに撮影してもらった
履歴書の写真は、採用担当が一番最初に目にする求職者の顔です。とくにIT企画職はビジュアルも見られることが多いので、キレイな写真を用意しておくことが必須!
女性の場合は、女子アナの就活写真を撮っているフォトスタジオに行けば、ヘア、メイクもトータルでお店の人にやってもらえますよ。
私は「銀座シルキア」というフォトスタジオで撮影しました。
1枚撮ってしまえば、何度でも使いまわせるので便利です。
ジャケットを買う
リモートワークの民はオフィスカジュアルの服を着る機会が少ないですが、面接の時にラフな格好で出るのはさすがにだらしない印象を与えてしまうので、ジャケットを買いましょう。
私は、ユナイテッドアローズに行き、普段着でもオフィスでも着れるジャケットを購入しました。2、3万円くらいしましたが、今思えばとても必要な出費だったと思います。
Web面接で映えるライトを買う
最近はzoomやmeetを使ったWeb面接が主流です。
Web面接で画面が暗かったりすると、それだけで印象がダウンします。
オンラインでもより良い第一印象を抱いてほしいので、私はYoutuberやインスタグラマーが使うような撮影用リングライトを購入し、自分の顔を常に光で照らしていました。
細かい事でもいいので、やれることは全部やりましょう。
外部のキャリアコンサルタントに相談する
転職エージェントとは別に、外部にいるキャリアコンサルタントに相談できたほうが、フラットな意見をもらえます。
私はTwitter相互のキャリアドバイザーさん2名にお話を聞いていただいてました。
みゆきちさん
https://twitter.com/miyukichi314
えさきまりなさん
https://twitter.com/MarinaEsaki
有料相談も受け付けているので、転職検討中の方はお問合せをしてみてください。
友人に面接練習をさせてもらう
面接の欠点は自分で気付きにくいので、友人に面接の練習を手伝ってもらうことも大事です。
私は新卒で元大手広告代理店勤務のyuuuさんに面接のときの話し方を見てもらい、どこを直せばいいか聞いていました。(現職はマーケター・事業開発)
▼yuuuさんのこちらの転職noteが参考になります。
【この世の地獄】大解雇時代の転職激ヤバサバイバル体験記
https://twitter.com/ad_career28
転職活動の方法
私の転職活動の方法はこの3つ。
・転職サイト
・転職エージェント
・リファラル採用
ネットとリアル両方を駆使していました。
実際に使った転職エージェント
リクルートエージェント
今回の転職活動では、リクルートエージェントで超優秀なキャリアアドバイザーに当たりました。
どんな転職エージェントを使おうとも、どんなキャリアアドバイザーに当たるかは、正直ガチャです。
リクルートエージェントは、キャリアアドバイザーの人数が多いので、中にはサポートが雑な“地雷アドバイザー”もいます。
しかし、自分と相性が悪いキャリアアドバイザーに当たっても運営に「違う人にチェンジしてください」と言えばすぐに担当を変更してもらえます。
実は私も1回チェンジしてもらいました。初回に来たキャリアアドバイザーから「マーケティングへの転職が甘くないってわかってますか? ○○業界って未経験ですよね? あなたの年齢だと雇いたがらない会社も多いですよ」と単刀直入に言われ、さすがにその言い方はちょっと傷つくな…と思い、お問合せフォームから担当者の変更を申し込みました。
そしたら、神担当者降臨です。さすがのリクルート。優秀なキャリアアドバイザーはマジで優秀です。
新しい担当アドバイザーは私の疑問点や、知りたい情報をすぐに出してくださり、たとえ内定が出ても「ここで決めちゃいなよ」などとは言わず「あなたの転職軸に沿った企業を選んでくださいね」と、フラットな立場でアドバイスをしていただきました。
また、面接前の不安な時期には「あなたなら大丈夫ですよ」「面接を楽しんでくださいね」と、常に自己肯定感がアゲアゲになる言葉を発してくださるので、自信を持って面接に挑むことができました。
これから転職活動をする方も、「この人からサポートを受けたい」と思うような、推しキャリアアドバイザーから支援を受けることをおすすめします。
優良企業の非公開求人をたくさん見たいなら、リクルートエージェントは登録必須
リクルートエージェントは求人数が日本一なので、希望職種のありとあらゆる非公開求人を閲覧することができます。
管理画面上でスカウト機能が利用できるので、企業からのスカウトもばんばん届きます。
スカウトしてくれた企業があると、すぐに面接に移行できるのでかなり便利でした。
また、転職エージェントに登録すると「面接ガイドブック」や「職務経歴書の書き方」の資料を貰えるんですが、リクルートエージェントのガイドブックは他の転職エージェントと比べても理解しやすい内容でした。
オンラインの面接指導セミナーも頻繁に行っています。
リクルートエージェントは上手く使えば最強の転職エージェントになると思っています。
マイナビAGENT
マイナビAGENTは「親身」を売りにしたサポートが特徴で、転職1~2回目の20代にとくにおすすめです。
リクルートエージェントやDODAなどの、大手の転職エージェントのデメリットとしては、「求人が膨大すぎるので、どこに応募すればいいのかわからない」「サポートがさほど親身じゃないキャリアアドバイザーもいる」という点です。
マイナビAGENTは、機械的に大量に求人を送りつけてくることはありません。面談の結果を踏まえて、担当者が求人をピックアップしてくれます。
また、面接対策も個別に行ってくれることが多いので、「なにからはじめればいいかわからない」という人におすすめです。
Geekly(ギークリー)
・Geekly(ギークリー)
Geekly(ギークリー)とは、IT業界特化型の転職エージェントです。
前回の転職活動では、ギークリー経由で内定をいただいた会社に入社しました。
専門分野特化型の転職エージェントにしかない求人もあるので、できればこういった中小の転職エージェントも登録しておきましょう。
ギークリー経由では、自分が好きなサービスを扱う大手IT企業の書類選考が通りました。残念ながら、一次面接で落ちてしましましたが。
リクルートエージェントには載ってなかった求人でしたし、ギークリーを中心に使っているIT企業のレア求人がゴロゴロ転がっているので使ってよかったと思います。
一番良かった点は、管理画面で「よくある面接の質問」が見れるところです。
同じ会社を受けた人が「面接官から聞かれた質問」を書き残しているので、面接までにそれを一通りメモって、すべての質問に答えられるよう対策しました。
ギークリーのデメリットとしては、若手のキャリアアドバイザーが多いので、担当者によっては企業に対するヒアリング能力が低いことです。
私からの質問に対して、求めていた解答が得られなかったこともありました。
なので、あくまで「サブのエージェント」として使っていくのが良いと思います。
doda(デューダ)
doda(デューダ)は業界第2位の求人数を誇る大手の転職エージェントです。
今回の転職で、一番最初に内定をゲットしたのはdoda経由です。
リクルートエージェントに載っていない求人情報もたくさんありました。なので、私は「質のいい転職サイト」という扱いでdodaを使っていました。
私の担当キャリアアドバイザーはベテランで、「あなたの経歴なら、この職種も合うと思いました」「こっちの業界は合わないと思いますよ」といった、私の適性を見た上でのアドバイスをしてくださいました。
キャリアアドバイザーに何か聞きたいことがあったときは「今日、電話していいですか!?」とガツガツ聞いていましたね。
実際に使った転職サイト
Green(グリーン)
・Green
Green(グリーン)は前回の転職で利用して、内定をGetした転職サイトです。待遇が良いIT企業の求人が多いです。
画面自体が、すごく使いやすく、採用担当者とのメッセージのやりとりがしやすい。
わざわざ求人検索しなくても自分に合った企業が自動表示されますし、優良企業からのオファーも貰いやすい! IT系の職種に転職するなら登録しておいて損はありません。
ミイダス
・ミイダス
ミイダスは、可能性診断であなたに興味をもった企業からスカウトが届く転職サービスです。独自の「可能性診断」によって、認知バイアスやパーソナリティ、行動特性などさまざまな項目を細かく分析し、あなたにぴったりなスカウトを受け取ることができます。
市場価格診断では、登録時の入力データをもとに現在の市場価値を算出します。20個以上の質問に答えるだけで「あなたの推定年収」が表示され、「あなたに興味がある企業数」を受け取ることができます。
市場価値に応じて面接確約オファーが届く仕組みになっているので、自分に興味がある企業の存在を常にチェックでき、転職活動をスムーズに進められます。
ビズリーチ
・ビズリーチ
ビズリーチは年収600万円以上の方に支持される、ハイクラス向け転職サイトです。外資系企業や大企業など、年収高めな優良企業からのスカウトが届きます。
転職エージェント経由で交渉するよりも条件がいいスカウトが回ってくることもあります。年収を上げたい人はまずは登録しておくことをおすすめします。
AMBI
・AMBI
AMBI(アンビ)はエンジャパンが運営するハイクラス向けの転職サイトですが、実際使ってみた感じではビズリーチほどのハイクラス向けではありません。わりと未上場の中小ベンチャーの求人多めだと思います。
ただ、中小ベンチャーといっても、条件がいい会社もたくさんありました。自分の経歴に合ったスカウトがよく届き、面接までスムーズに進むことがあったので、使い勝手はすごくよかったです。
リファラル採用
リファラル採用とは、つまりコネ入社です。
転職サイトと転職エージェントでの活動の他に、知人に会社を紹介してもらうこともありました。
今回は3社ほど「担当者に聞いてみるね!」と言われました。
残念ながらご縁はなかったのですが、友達とお茶をしながら話すきっかけができて良かったです。
千と千尋の千尋を憑依させて「ここで働かせてください!」と試しに聞いてみるのもアリだと思います。
ただし、外資系ITの場合はレイオフ祭の真っ最中なので「今は雇い止めをしているから紹介できない」と言われる可能性が高いです。
まとめ
以上が、今回の転職活動でやってよかったことでした。
▼実際に使った転職エージェント
リクルートエージェント | 業界最大手のリクルートが運営する実績No.1サービス |
マイナビAGENT | 親身な面談と厳選した求人紹介をしてくれる安心の大手 |
DODA(デューダ) | 国内トップの求人数を保有する総合型エージェント |
Geekly(ギークリー) | IT/クリエイター業種特化の転職サービス |
今回、内定が出たのは「リクルートエージェント」と「DODA」経由です。
大手の転職エージェントは優良企業の非公開求人をたくさん見ることができるので、転職活動の際は登録しておくと便利です。
また、企業からのスカウトを受け取れるよう、転職サイトにも登録しておきましょう。
▼実際に使った転職サイト
Green | 使いやすさNo.1のIT向け転職サイト |
ミイダス | 「可能性診断」であなたの「適材適所」がわかる |
ビズリーチ | 年収600万円以上から支持される、ハイクラス向け転職サイト |
▼「querie(質問箱)」で他の方の転職のご質問にもお答えしておりますので、ぜひ投稿してみてくださいね。
https://querie.me/user/platen100
最近、質問者さんからの内定報告が続出していて、ちょっとした「転職神社」として機能しています(笑)